年収アップする転職をしたいと思いはじめたら考えてほしいこと(貴方に魅力はありますか?)

転職に至る理由は色々あると思いますが、今よりも高い給料が貰える転職をしたいと思い始めたら考えたいことを紹介します。

あなたの収入は本当に低い?

厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」には、一般労働者の賃金についてこのような記述があります。

賃金は、男女計306.2千円(年齢42.9歳、勤続12.4年)、男性337.6千円(年齢43.6歳、勤
続13.7年)、女性247.5千円(年齢41.4歳、勤続9.7年)となっている。賃金を前年と比べる
と、男女計、男性及び女性のいずれも0.6%増加となっている。
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/dl/01.pdf)

緩やかに上がってきた男性の平均賃金は平成13年の340.7千円を境に緩やかに下がり徐々に戻ってきているものの平成30年時点で337.6千円です。

実際は多く貰っている人と少なく貰ってる人の比率は均等ではないので中央値(ボリュームゾーン)で見ると少し低くなると思うので、だいたい平均賃金の9割~平均賃金あたりが目安として良いと思います。
あなたの月収と比較してどうでしょうか。

労働市場の現在は売り手市場

今は労働力が欲しくても手に入らない企業が多いと言われています。そのため労働者(求職者)に有利な売り手市場と言われています。
ただし業界や待遇によって門戸に差はあります。どんな業界でも職種でも選ばず賃金も高待遇を望まないのであれば転職はしやすいでしょう。しかし人気の業界を選んだり、高待遇を望めば転職の壁は高めになると思ったほうがいいでしょう。

転職をしたいと思ったら考えて欲しいこと

有利に転職を進めるためには面接の場での話術も必要ですが、そこに進むためにはあなたがその会社にとって如何に魅力的な人間かを売る必要があります。
簡単にいえば現職までの実績を明確につたえることです。自身の「行動」とそれによって発生した「売上」であったり「収益」に繋がる貢献、効果がかけば大丈夫です。それによりあなたの経歴をみた企業は自社の収益にどう貢献できるのかを考えます。
提案や営業に多く関わっていた人は割と書きやすいでしょう。

転職するタイミングはいつなのか

目上、年上の方に言わせると転職するなら早めの方がいい、決断するなら30歳までと言われた方もいるかもしれませんが年功序列の慣習が薄れ年齢で給与など待遇があがる体系が崩れた今、極端な年齢でなければあまり関係なく実績でみられることになるでしょう。私の周りでも40代中盤からでも転職に成功している人は多いです。

売り込める実績がない場合はどうすればよいか


高待遇が欲しいと思っても誰でも叶うものではありません。学歴、実績、人脈がある人はきっかけが作れます。
しかし全ての人がそういうわけではないのでその場合は少しでも転職を有利に進めるため転職前に以下の行動を行うことで自分を磨くことをお勧めします。

・在籍している会社で実績をつくる


業種や職種にもよりますがこれが一番楽なことです。仕事をしながら転職に繋げるための実績が作れるわけですから。他社に売り込める実績を増やす、役職を上げて高待遇の転職を目指しましょう。

・資格を取得する。


業種や職種からそれほど実績や役職の望めない場合は資格を取得して経歴を補うことは転職を有利に働かせるアイテムになります。国家資格や、等級の高い資格を取得しましょう。