初心者向けWordPressで見出しや本文のフォントサイズを調整する方法

ブログの全体デザインは[外観]→[テーマ]→[新規追加]から選択することができますが、どのデザインを選んでも記事を書いてプレビューして見てみると結局共通してモヤモヤするのが、

・本文のフォント小さすぎる

・見出しの文字大きすぎる

…のふたつです。

検索エンジンで「WordPress フォントサイズ」とかで、検索上位に引っかかってくるのは特定の情報に偏っていて、テーマ「Twenty Twelve」をベースにstylesheetの編集方法を紹介してる記事が多かったです。(少し古めなんですかね…?)でも私自身「Twenty Twelve」なんてテーマ見たことないですし、これをベースにしたCSSの編集は残念ながら参考になりませんでした。
今回は初心者向けに楽に「本文のフォントサイズを変更する」「見出しサイズを変更する」方法を紹介します。

テーマ直編集は不要です

WordPressは現在ver.5.2ですがver4.7から追加CSSというカスタマイズ機能が実装になりました。
今まではCSSを編集する場合、テーマ(親テーマ)のスタイルシートを直接編集する、もしくは子テーマを作成して編集するかでした。親テーマを編集する方が楽ですがアップデートされると初期値に上書きされるので子テーマを作るのですが初心者には分かりづらさがありました。
追加CSSは[外観]の[カスタマイズ]メニューの中にあるので操作も簡単です。
カスタマイズが、本文のフォントサイズ、見出しのフォントサイズ、見出しの装飾くらいであればここからの操作で完結できます。

追加CSSでカスタマイズをする

デザインのカスタマイズはかんたんです。デザインを変えたい部分だけをテキストボックスに入力するだけです。


たとえば本文全体のフォントサイズを変えたかったら、
body{font-size: 16px;font-size: 1rem;}
です。数字の部分がサイズ設定です。

見出し4のフォントサイズと色を変えたければ
h4{font-size: 1.2rem; color: brown;}
のような感じです。1.2remで基本のフォントサイズの1.2倍で表示されます。

記述は後段が優先されるのでコツを掴めばおしゃれなデザインの見出しを作ることもできます。

子テーマが必要なとき

子テーマを必要になるときは、親テーマのテンプレートファイルに書かれている内容を、部分的に 「削除」 「修正」 したいとき、プラグインで表示を追加できない場所に何かを「追加」したいときなどです。
はじめたばかりの初心者が普通に使う上では追加CSSで足りるのではないかと思います。